F-REI 特設ページ

ネガティブエミッションのコア技術の研究開発・実証

バイオエコノミーに対応した海藻類の大量養殖コア技術の研究開発と福島県沿岸における生産拠点の実証研究

理研食品株式会社、理化学研究所、長崎大学のコンソーシアムは、福島国際研究教育機構(Fukushima Institute for Research, Education and Innovation 略称:「F-REI: エフレイ」)の公募する委託事業に、「バイオエコノミーに対応した海藻類の大量養殖コア技術の研究開発と福島沿岸における生活拠点の実証研究」というテーマで採択されました。

「ネガティブエミッションのコア技術の研究開発・実証」の分野で、藻類のCO2固定及びネガティブエミッションへの利用に関する研究開発と実証に取り組んでまいります。

F-REIについて

福島国際研究教育機構(Fukushima Institute for Research, Education and Innovation 略称:「F-REI: エフレイ」)は、福島復興再生特別措置法に基づき、令和5年4月1日に設立された特殊法人です。
福島をはじめ東北の復興を実現するための夢や希望となるものとするとともに、我が国の科学技術力・産業競争力の強化を牽引し、経済成長や国民生活の向上に貢献する、世界に冠たる「創造的復興の中核拠点」を目指しています。

F-REI公式ページより(https://www.f-rei.go.jp/

事業内容のご紹介

本研究事業では、高いバイオマス収量が期待できる1年生マコンブ(以下コンブ)と福島県が全国有数の養殖産地であるヒトエグサについて、大規模養殖生産技術を開発します。あわせて、福島県沿岸で実証実験を行い、将来の産業化に向けた課題を評価します。
また、それらの養殖によるCO2固定量を定量評価し、大規模養殖によるブルーカーボン効果のポテンシャルを試算します。さらに、その定量方法を国際的な測定基準のひとつとして確立し、国内外で広く活用されることを目指します。

事業名:

令和5年度「ネガティブエミッションのコア技術の研究開発・実証」委託事業
テーマ(4)藻類のCO2固定及びネガティブエミッションへの利用に関する研究開発と実証 

課題名:

バイオエコノミーに対応した海藻類の大量養殖コア技術の研究開発と福島県沿岸における生産拠点形成の実証研究

期間:

最長5年間(ただし実施期間中の各種評価等により変更がありえる)

実施体制

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