
イベント記事一覧
- 第2回海藻類の大規模養殖実現に向けたシンポジウム
8月5日,埼玉県和光市の理化学研究所 鈴木梅太郎記念ホールにて「第2回海藻類の大規模養殖実現に向けたシンポジウム『グローバル・コモンズを救うブルーカーボンの現実と可能性』」が開催され,大学や研究機関,国内外の企業を含む66の関係組織から136名の方々にご参加いただきました。
JBE の桑江朝比呂氏にブルーカーボンや J ブルークレジットの基本的な考え方についてご講演いただいた後,第1部では当社取締役 原料事業部長の佐藤,理化学研究所の阿部知子博士,長崎大学の Gregory N. Nishihara 教授がそれらを裏付けるブルーカーボン研究の最新の知見と課題について発表を行いました。また,その研究活動を支える枠組みとして福島国際研究教育機構 F-REI の矢部彰エネルギー分野長にも,現在整備中の研究施設についてご紹介いただきました。
続く第2部では,ブルーカーボン研究のアウトプットとしての企業の取り組みについて,計7社のご担当者の方々にご発表いただきました。また当日は,理化学研究所の加速器の見学会も企画され,終了後の懇親会も含めて終始,参加者間での有意義な交流・意見交換がなされました。(投稿者:KI)
- 第2回 海藻類の大規模養殖実現に向けたシンポジウム『グローバル・コモンズを救うブルーカーボンの現実と可能性』を開催します
(本イベントは定員に達したため受付を終了いたしました)
このたび、産官学のブルーカーボン関連研究者による「第2回 海藻類の大規模養殖実現に向けたシンポジウム『グローバル・コモンズを救うブルーカーボンの現実と可能性』」を下記のとおり開催いたします。
海藻類は、地球規模での気候変動リスクの緩和策の一つとしてその利活用が世界的に注目されています。とりわけ海藻類の光合成によって吸収・固定された炭素「ブルーカーボン」は、日本国内においてクレジット化の取り組みが進められており、また、炭素固定のメカニズム解明や定量方法の開発に関する研究が産官学において活発に行われているところです。
本シンポジウムでは、理研食品が国等の委託事業※として実施している、海藻養殖を通じたブルーカーボンに関する研究について発表するとともに、食品・水産業以外の分野で海藻養殖やその利活用に取り組む企業の皆さまから、研究や事業化の事例をご紹介いただきます。
昨年7月に大船渡で開催した第1回(「大規模養殖試験現地視察会」及び「大規模養殖に関するセミナー・意見交換会」)に引き続き、ブルーカーボンの正しい理解と可能性を議論する場にしたいと考えております。
※ 理研食品では、F-REI*1やJST-CREST*2といった国の資金を活用した研究課題に参画・協力し、海藻の大規模養殖やブルーカーボン定量化の実現に向けた研究を進めています。
*1:F-REI(福島国際研究教育機構)の委託事業:
https://www.rikenvitamin.jp/news/detail/news/news_file/file/240131.pdf
*2:JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)のCREST(戦略的創造研究推進事業)採択研究課題:
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/guidance/kouhou/press/pdf/601file1_20240918100121.pdf【開催概要】
<日 程> 8月5日(火) 13:30~17:00
<会 場> 理化学研究所(理研) 鈴木梅太郎記念ホール (埼玉県和光市広沢2-1)
<参加費> 無料
<お申込み方法> ※定員に達したため受付を終了しました。
こちらの登録フォームよりお申し込みください。
なお、会場スペースの都合上、定員に達し次第締切とさせていただきますのでご了承願います。<シンポジウムプログラム>(敬称略)
◆ 開会あいさつ
◆ 特別講演 「Jブルークレジット®の取り組みとブルーカーボンの可能性」
桑江 朝比呂 (ジャパンブルーエコノミー技術研究組合理事長)
◆ 第一部 研究紹介
・福島国際研究教育機構(F-REI)の事業紹介
矢部 彰 (福島国際研究教育機構 エネルギー分野長)
・F-REI委託事業
「藻類のCO2固定及びネガティブエミッションへの利用に関する研究開発と実証」
佐藤 陽一 (理研食品株式会社 取締役原料事業部長)
阿部 知子 (理研仁科加速器科学研究センター イオン育種研究開発室室長)
・JST-CREST採択研究課題
「海藻養殖漁場におけるブルーカーボンの高精度定量化と固定能評価」
Gregory N Nishihara (長崎大学海洋未来イノベーション機構 教授)
◆ 第二部 企業におけるブルーカーボン関連の取り組み紹介
登壇企業(五十音順) :
・オーシャンソリューションテクノロジー株式会社
・株式会社Santa Mineral
・Sea Forest社
・トヨタ自動車株式会社
・日本製鉄株式会社
・横河電機株式会社
・レンゴー株式会社
◆ 第三部 総合討論主催: 理研食品株式会社
共催: 理研ビタミン株式会社、理研仁科加速器科学研究センター
後援: 福島国際研究教育機構(F-REI) - 『しまんと海藻エコイノベーション共創フォーラム~世界最先端の海藻養殖技術でイノベーションを起こす~』にて講演します
4月22日に開催される、しまんと海藻エコイノベーション共創フォーラムのご案内です。
当社佐藤が講演します。対面およびオンラインの両方での開催となります。しまんと海藻エコイノベーション共創フォーラム
~世界最先端の海藻養殖技術でイノベーションを起こす~イベントページはこちら: https://shimanova001.peatix.com/
高知大学を代表機関として、京都大学などの学術機関、理研食品株式会社などの企業、四万十市、高知県が共同提案した「しまんと海藻エコイノベーション共創拠点」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による令和6年度「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の地域共創分野(育成型)に採択されました。
プロジェクト詳細ページ: https://www.kochi-u.ac.jp/seawheat/
本プロジェクトは「海藻を基盤にしたイノベーションにより持続可能な地域産業と地域社会を創造する」をビジョンとして、四万十市を拠点としながら環境保全活動、ビジネス創出、人材育成を行うとともに、本プロジェクトに多くの企業や研究者が参画する場としてコンソーシアムを組成、その研究・成果を発信する場としてフォーラムを定期開催していきます。
本プロジェクト、各研究テーマ、コンソーシアムにご興味のある方は、是非フォーラムにご参加ください。<しまんと海藻エコイノベーション共創フォーラム・概要>
日時:2025年4月22日(火) 18:00~20:00
開催:現地およびオンライン(ハイブリッド開催)
※オンライン参加の方には、後日オンライン配信URLを通知
会場:SAKURA DEEPTECH SHIBUYA
東京都渋谷区桜丘町1−2 渋谷サクラステージ セントラルビル12階(JR渋谷駅新南改札すぐ)
参加:参加費無料 - 「しまんと海藻エコイノベーション共創拠点」キックオフシンポジウムにて講演します
当社 取締役原料事業部長の佐藤が副プロジェクトリーダーとして参画している「しまんと海藻エコイノベーション共創拠点」のキックオフシンポジウムが開催されます。
入場無料。皆さまぜひお越しください。※事前登録が必要です。詳細はチラシをご覧ください。
※このイベントに関するお問い合わせ先:高知大学地域連携課産学官民連携推進係(kt04@kochi-u.ac.jp) - 第4回宮城県ブルーカーボン・セミナーにて講演
第4回宮城県ブルーカーボン・セミナーにて講演します。
【日時】
10月25日(金)13:30~14:45
【会場】
宮城県石巻合同庁舎506会議室(石巻市あゆみ野5丁目7番地)※WEB併用開催
【講演内容】
「海藻養殖によるブルーカーボン効果と食糧生産との両立を目指して ―種苗生産、養殖技術、CO2固定―」(講師:当社 佐藤 取締役原料事業部長)本セミナーは宮城県が海藻類によるブルーカーボンに関する知見等の取得を図るため、漁協職員や行政関係者の皆さまを対象としたものです。
今回は、当社がこれまで実施してきたワカメやコンブに関する種苗生産や大規模養殖に関する取り組みと成果を発表するとともに、海藻類によるCO2固定能力の定量評価精度向上に関する研究についても紹介します。詳細は下記をご確認ください。なお、参加を希望される場合は、理研食品 保科宛てメール(miw_hoshina@rikenfood.co.jp)にてお問い合わせください。
- 日本水産学会秋季大会での発表
9月25日、京都大学で開催された令和6年度日本水産学会秋季大会にて、「三陸におけるワカメの種苗生産技術開発と産業実装による養殖生産への貢献」について発表致しました。10月8日、水産経済新聞社より水産学会での取材記事が掲載されました。(投稿者DS)
(C)株式会社水産経済新聞社
- 日本水産学会東北支部大会での発表
10月19日に秋田県で行われる支部大会シンポジウム「東北地方の水産業に与える地球温暖化の影響と対応策」にて、当社のワカメ種苗・養殖・加工に関する取り組みについて発表します。詳しくは下記HPをご覧ください。
https://jsfs.jp/event/tohoku-2024/ - 福井県立大学2024年度公開講座のお知らせ
当社が共同研究を行っている福井県立大学の風間裕介教授によるラジオ講座(ZOOM)が今年も開催されます。
風間教授はじめ、福井県立大学のオリジナリティあふれる最先端の生物学研究を知る絶好の機会ですので、ぜひとも皆様ご参加ください。
ご希望の方は添付の案内チラシのQRコードから事前登録をお願い致します。
なお、当社原料事業部長の佐藤が7月25日の会に登壇します。 - F-REI受託事業進捗報告会及びコンブ試験漁場視察&意見交換会開催
理研食品株式会社では、2024年1月より、福島国際研究教育機構(F-REI)による「ネガティブエミッションのコア技術の研究開発・実証」分野における受託研究に採択され(※)、主にコンブ類を対象とした大規模養殖に必要な技術開発とそれにともなうCO2固定量の定量化に関する研究を進めております。本件に係る活動として、「令和5年度事業活動結果報告」及び「令和6年度半期進捗報告」(7月2日宮城県名取市閖上サイクルスポーツセンター)、「大規模養殖試験現地視察会」及び「大規模養殖に関するセミナー・意見交換会」(7月3日岩手県大船渡市おおふなぽーと)を開催しました。7月3日開催のセミナーでは、委託元であるF-REI、本事業の共同研究先である理化学研究所と長崎大学、そして幅広い領域からの企業・大学・自治体に参加いただき、総勢38団体、合計66名+メディア関連7社8名の大イベントとなりました。今回のセミナーをきっかけとして、海藻類の大規模養殖を実現させるための育種から種苗、養殖、ブルーカーボン、そして利活用までを包括的に捉えて、課題解決と産業実装を目指して参ります。
(※)採択研究テーマ:「バイオエコノミーに対応した海藻類の大量養殖コア技術の研究開発と福島県沿岸における生産拠点形成の実証研究」、研究期間は2023-2027の5か年予定、当委託研究の内容詳細については、当社ホームページをご参照ください。(https://rikenfood-kaisou.com/?page_id=2567)
7月2日 閖上 F-REI活動報告会
7月3日AM 大船渡 コンブ試験養殖視察
7月3日 大船渡 セミナー・意見交換会
- 「CYTOLOGIA奨励賞受賞」
当社佐藤陽一原料事業部長が、第10回CYTOLOGIA奨励賞を受賞致しました。
詳細は下記リンクを御覧ください。
なお、受賞記念講演は2024年6月15日に日本女子大学の新泉山館で行われます。講演タイトル 「とことん海藻種苗生産ー大きなバイオマスを支える微小世代の科学ー」
メンデル生誕200年 | 公益財団法人 日本メンデル協会 / The Japan Mendel Society (umin.ac.jp)
- シンポジウム講演のお知らせ
2024年3月27日、JST/OPERA機能性バイオ共生コンソーシアム主催のミニシンポジウムにおいて講演します。
当社が高知大学および東京大学との共同研究で参画しておりました「低CO2と低環境負荷を実現する微細藻バイオリファイナリーの創出」プロジェクトがこの3月で終了となります。
その節目として、東京大学安田講堂にてシンポジウムが行われます。
下記HPより事前登録の上でご参加ください。
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/functionalbio/event.html - 公開シンポジウムのお知らせ
3月22日に、第48回日本藻類学会の大会期間中の公開シンポジウムにおいて当社佐藤が講演致します。
詳細はシンポジウムのポスターおよび大会HPを御覧ください。http://sourui.org/annual_meeting/JSP_48th/index.html
今回は理研食品・理研ビタミンとの共同研究を実施している琉球大学および長崎大学の先生方を中心に、海藻類の養殖生産量の向上に資する研究動向や、いま世界的に注目を集めている海藻類による炭素固定(ブルーカーボン)について議論します。入場無料で、どなたでもご参加可能ですので、ぜひお越しください。
なお本大会においては、当社および共同研究先の大学等との研究発表が4件予定されています。(YS)